2014年5月29日木曜日

【読書】人の力を引き出すコーチング術

またコーチングに関しての本『人の力を引き出すコーチング術 (平凡社新書)』。

目次はこんなです。個人的には一章と二章はあんまり響くことはなかった。それは、幾つかコーチングの本を読んでいたからかもしれないけれど。
第一章 コーチングとは何か?
第二章 ビジネス現場のコーチング、理想と現実
第三章 「聴く」「語る」「質問する」──三つの基本
第四章 コーチングを実践するには?
第五章 コーチングが効果的な一〇の分野

三章の「語る」は他の本では見てない内容。見てないし、しっくり来ない内容。
コーチングの「語る」とは、語ることによって、自分の行動や感情、体験や気持ちをはっきりと認識し、未来につなげ、次のステップを明らかにする、というメカニズム。
これはなんなのだろう。主語がはっきりしないというか。他の基本と主語を合わせるならやはりコーチングを行う人が語るのだろうか?で、気持ちを認識して未来につなげる??なんか違和感。コーチングされる側が語るなら、「語らせる」スキルか。

四章より、コーチングを実践するには「想像させる」「提案される」「決定させる」という考え方が大事とのこと。主体はクライアントに置かなければいけない。提案したものを受けるか受けないかは相手が決めること。
部下をみるようになって、提案じゃなくて指示したくなることもある。コーチングとティーチングの使い分けも必要なのか。

この本を読んで、聴くことの大切さは改めて再認識したので、またメンバーの話を聴くことから始める。