2014年5月3日土曜日

【読書】数字力! 客観化→具体化→説得化の3stepで「苦手」な数字を「得意」に変える

数字力! 客観化→具体化→説得化の3stepで「苦手」な数字を「得意」に変える』を読み終えた。

本書は2部構成で、数字リテラシーについてと、会計、投資の数字について。
1部 数字リテラシーを身に付ける
1章 数字の力
2章 数字リテラシーとはなにか
3章 日常生活の中にある数字
4章 数字の好き嫌い
5章 大事なことは数字で語れ!
2部 「会計」の数字と「投資」の数字に強くなる
6章 会計と数字
7章 株式投資と数字

数字リテラシー

一通り読んでみて、また読み返してみたけれど、本書で数字リテラシーとは何かって明確に定義されてない。数字リテラシーがあるとか、高いとかは書かれているけど、定義は見つけられなかった。2章のタイトルであるのに2章にもない。そんな2章より数字リテラシーのある人についての記述。
数字リテラシーのある人は、日常の些細な出来事について数字を使って語ることができます。
数字リテラシーとは、数字を使って客観的に説明する力かな?まぁ、数字リテラシーが何かを、言葉を使って定義しようとしていること自体が、私の数字リテラシーが低い証拠なのかもしれない。


興味深かったのは5章の「大事なことは数字で語れ!」。数字を読み解いて、問題点を発見して、分析して、解決を策定して実行する。まぁ、数字に基づく分析・評価ってことで当たり前のことなんだけれど、「読めるように」から「語れるように」へと意識を変える意味では、ちょっとした良い気付きにはなったかなと。