2014年10月4日土曜日

【読書】一流の人に学ぶ自分の磨き方

一流の人に学ぶ自分の磨き方』を読んでみた。一流と二流の考えや行動などを比較して、一流を目指して行動するための本。中々の良書であったと思う。

二流の人は自然にモチベーションが高まるのを待つ。
一流の人は自発的にモチベーションを高める。
難しいけど、これホントに大事だと思う。会社でもモチベーションという言葉を使う人たちはたくさんいる。「モチベーションが下がった」だの、「モチベーションが上がらない」だの。外部に依存するのではなくて、自分でモチベーションをあげるという意識。それにはビジョンを持っていることが重要で、仕事をするのはビジョンを実現するためと理解する。まずはビジョンを持たなければ!

二流の人は間違いを恐れて決断を先延ばしにする。
一流の人は間違いを犯しても軌道修正できることを知っている。
これも最近経験したことであるが、自信の持てない決断はつい先延ばしにしがち。様子見と言って先延ばしにしてしまっていたが、決断をするように意識的に変えてみた。まぁ、間違いを犯してしまったりもするわけだけれど、確かに軌道修正は可能だったし、それで死ぬわけでもない。今後も間違いを恐れずにビッシビシ決断して行こう。

二流の人は「もう学ぶことはほとんどない」と考える。
一流の人は「学べば学ぶほど気づくことが多い」と考える。
ある程度の経験を積むと今までの経験でだいたいの要求は満たせるものを開発はできるようになって、学ぶことをあまりしなくなってしまうエンジニアはけっこういるように思う。実際に私も二流の思考に近かった時期もある。会社を辞めたことで世界が広がり、また学ぶことを再開できたのだけれど。最近では学びたいことが多くて時間が足りないと思うくらい。

もっと他にもたくさん学べたことは多いがこのくらいで。何度も読み返したいし、各節の終わりにある「提案」を実行していく。