チームハックスの考え方としては、メンバーが主体となって行動を行えるようにすること。リーダーシップではなくて、メンバーシップ。リーダーが管理するには限界もあるので、メンバー同士で相互に管理し合う。
なるほど、それは素晴らしい。
では、どうやるか。
それは、メンバー同士で共有を行う。タスク、予定・実績、ビジョンなど何でも共有する。共有の手段としてはwikiをだいぶ推している。私自身もwikiは嫌いではなく同意なのだが、メンバーにwikiを積極的に使わせることはできていない。その動機付けを上手くできるようなヒントがあると嬉しいのだが。
私が見ているチームは、プロジェクトチームではなく、組織の一部署としてのチーム。メンバー同士が協調して仕事を進めているわけではないので、メンバー同士が相互に管理し合うというのは難しいのかもしれない。
まずは私自身がメンバーを知るとこから、やり直していく。本書にあるように「今後どうしたいか」を聞くことを試してみる。仕事のパフォーマンスが3倍になるかはわからないが、できるとこから実践してみる。
読んでいて、しっくりこなかった点もある。それは下記。
成功は、内的・安定的要因に求め、失敗は外的・不安定要因のせいにしなさい7つの習慣で学んだインサイドアウトに反しているからだと思う。自身の内面に失敗の原因をみつけてそれを変えていかなければ、成長はしないはず。精神的健康のためには上記引用のようにしろとのことだが、私の精神はやわじゃないのでこれには従わない。本当は打たれ弱いのだけれど、それすらも変えていかなければいけない。