2013年11月30日土曜日

【読書】問題解決の教科書

また勧められたのは小宮一慶の本『問題解決の教科書

【目次】
【Chapter1】決断できるリーダー、決断できないリーダー
【Chapter2】問題とは何か
【Chapter3】プロズ&コンズ ──解決策を検証する
【Chapter4】数字を用いて問題を解決する
【Chapter5】社会を数字で読み解く

1章は、リーダーとして覚悟を持て、ということが幾つかの例を交え語られる。
ここに関しては、特に思うことはない。そうっすか、って感じです。

2章は、「問題とは何か」というタイトル。
問題を把握して、原因を究明して、仮説を立てて、問題解決しようという流れで説明されている。なるほどです。
ただここから、問題の本質とは何か、という見出しで会社は何を目的に創業されたかというような話に転換。
そこから、「問題とは何か」というタイトルに合わないような話で進み、会社は誰のものかという話で2章が終わる。

3章は、問題解決のためのフレームワークのお話。

QPS

Quality、Price、Serviceの3つの軸。

プロズ&コンズ

物事の良い面と悪い面を比較して、客観的に判断する。

ロジックツリー

一つの問題点を出発点に、そこから次々と要因を派生させる。

問題はだいたい正解のあるものではないので、これらフレームワークを使って、
正解じゃなくてベストソリューションを選んで行きましょう、と。

4章、5章は、ビジネスマンのための数字力養成講座とだいぶ被る。
財務諸表とか、GDPの話とか、あんまり得意じゃないし、克服したい部分でもないのであまり響かない。

もう一度読み返したものの、やっぱり個人的にはあまり役に立ちませんでした。